2020年代に於けるデジタル音楽との向き合い方をミュージシャンまりん、ディレクター國崎晋、エンジニア竹中直純が探ります。iTunesのCoverFlowが無くなったことをきっかけに音楽を楽しむ環境の劣化について憂い、理想のプレイヤーの開発、音楽文化などについて話し、理想の音楽再生アプリと環境を作ることを目指しています。


小野島大がやってきた→音楽が手放せない理由→テクノ初期時代の貴重さ→フィジカルとデータとサンプル盤→市販音源のマスタリングのやり直し→小野島大のリスニング環境→TIDALとROON→音質と売れ線
最近の音楽プレイヤーの不便さ→ネット前提の処理→macOSではFinderのQuick Previewが便利→ライブラリ統合の欲求の根本→曲探せない問題→上手くやってる人はいるのか→ゲスト呼んで訊きたい→アプリ制作について→録音楽史のこれまでとこれから
TESTSET活動報告→論文を書いています→大学で講義していました→大学生音楽聴取事情→ギターソロ飛ばす問題→声と楽器→表情と表現→身体の動きと表現→ドラムとギターの違い→世代を問わず偏見はある
iPodがなくなった→Appleの品揃え→円安→明石市→Stem Playerがすごい→Yeの曲はウニから消去できる→モノとしてのUI、スマホUIの混迷→異次元での生活は大変だ
中村俊輔と25→収録場所と時期→三人は何をしていたか→未来予想の困難さと需要→大阪芸術大学の先進的試み→宇多田ヒカルプレイヤー(人工声帯)の可能性→録音されたものを聴く意味の変容→現実と仮想世界に対するリアリティとは→METAFIVEからTESTSETの始動→永遠の治験→LOVEBEATの360 Reality Audioバージョン
中畑清さんについて→今回は各epで積み残した残骸を拾ってみよう→eBayで買ったFairlight CMI→→Zang Tumb Tuum→Fairlight集団→フロッピーディスクに入る曲→音源の偽物/本物感→耳コピの大事さ→演奏データと波形データ→シンセのモデルごとの個体ごとの経年での音の違い→真空管とオールドレンズ
ニールヤングのPono→東京事変のテープ→YeのDonda Stem→Stem音源が必要なのか問題→受動と能動→Donda Stem詳細→昔(CD-ROM時代)の事例→Donda Stemのアーティスト意図→アプリという在り方→理想のデバイスがあったら→iPod以前と以降
S本さんのラジオへ出張→NFTの理解→暗号通貨プラットフォームとの関係→ebay決済の苦労→暗号通貨決済は普及するのか→なんとかペイとの違い→税金とアーティスト→表現特区→禁止ファーストの弊害→役所とプラットフォーマーの類似性→検索の選択肢
Neil YoungがSpotifyで起こしている件→トラックを引き上げることの難しさ→サービスの中でトラックが失われることの意味→小さい小売業のメリット→サブスクリプションのメリット→LORDEの例→サービスごとにアーティストへの還元率が異なる件→サブスクリプションプラットフォームで動くお金全体について→生産者であるミュージシャンが蚊帳の外→消費者側の生産者に対する理解の度合い→デジタルデータを持つことの価値について
定岡正二→オブジェクトオーディオのリスク→商業音楽市場の縮小と製作コストの増大→技術が実現できることと聴き手の主観→新技術とRockとPop(とAmbient)→Hello, Wendy!のVRのPVでの事例からLRの音楽はVRに置き換わる?→小山田圭吾の360Audioでの新曲→フィジカル世界とメタバースの2レイヤー化→VRと環境音楽とその「音楽」化→店舗と音楽について→主観と環境のカスタマイズ
小林繁→覚えにくい数字は背番号で→Podcast Award 2021→Podcast内広告とYouTube広告の違い→RITTOR BASEも立て込んでいる→まともな楽譜の重要性→立体音響のツール→METAFIVEライヴ配信について→オブジェクトオーディオの手間について
運営のためにはお金が必要→広告のいろんなパターン→YouTubeでの事例→宣伝に対する我々の姿勢→音楽プレイヤーへの広告の入れ方→U2の事例→レコメンド系の広告は難しい→さまざまな広告形態とその問題→昔のNEXTSTEPアプリのマーケットと売れ行き→Audirvanaの事例→オーディオデータの扱いとコストと広告モデルの関係→過去の停止サービスと同じ轍は踏みたくない→同志は連絡ください
Podcast第二次ブームについて→Podcastの収益化について→音楽の聴き方→レコードから得られる情報の日本の独自性→ライナーノーツとリリースノート情報の違い→音声広告、ネット広告の意味→我々はどのようなモデルを選択するのか
映像どうしようか問題→ブラウザ機能を見直す→その理由→ブラウザのデメリット/メリット→これまでの議論とRoon→アプリとグローバリズムとローカリズム→スケーラビリティと僕たち→機能の優先順位→メタデータDB/APIについて→アプリと囲い込み→アプリと愛着とOS
ゲストのお二人の紹介→OSR開始前5年の歴史→OSRについての議論→AudioGateからDSD黎明期→DSD周辺環境は良くなってきた→音声先端技術を普段扱うおふたりからOSRはどう見えているか→プレイヤーの今決まっている仕様→プレイヤー仕様をどう決めるか→プレイヤーのビジネスモデル→GPLへのチャレンジ→会社ではやりにくいことがOSRではできる
Tさん回の反響がK社から→ミュージックビデオのことを忘れてた→ビデオのパッケージング問題→PALが見れない!→ビデオ媒体の未整理な状況→今はリリックビデオが簡単に作れて需要もある→リリックは構造的にはMTV黎明期のダンスと同じ→音楽の拡張要素としてのビデオと音楽そのものとしてのビデオ→歌詞の効用→CROSSOVERなどまりん曲での声の作用について→音楽に意味を見い出す活動について→音色としての声の作用について→声の好き嫌いについて→K社さんきてくれるだろうか→コード書ける人の協力お願いします!
アルバム発売中止とはどういうことなのか→差し止め基準のあるなしとアーティスト人格の問われ具合→法&SNSと差し止めの関係→メディア情報の読み方について→ドーパミンによる情報力の増幅→誰がアルバムを殺したのか→後追い情報の薄さと読み手のリテラシーの問題→昨今の流れは自分たちの首を絞めているのでは→同様な発売中止事例は→企業の考え方とメカニズム→ハリボテの連鎖、ドミノ倒しが怖いという理由→分からないまま終わるという状態に対する対処→村八分のスピード→メディアの軽さと責任→週刊誌情報の正誤割合について→楽しいことしましょう
提案の内容を聞いてみよう→CDを捨てると失われる情報→情報をメンテするなら他の人のも気になる→サブスクリプションサービスにつながること→Instagramの #vinyljacket の感触→ジャケットの解像度の重要性→レコード情報エディタとしてのアプリのイメージ→昨今のアルバム事情に合わせていくのはなかなか難しい→Editor + Library かつ公開するかどうかがコントロールできる→ここからどう作るのか→企画段階からオープン化しよう→データのレイヤー化をしよう
Tさんとは?→25年前のインターネットはサブカルから始まった→テキストさえあれば生きていける→その後のnamco「秋葉原住宅」などの活動→この番組とのつながり→音楽の付帯情報について→トラックの命の重さ軽さ、伴う人、ツール→出る側、やる側の「クセ」→レコメンデーションエンジン→あの人はどんな音楽を聴いているのかな?からの餌箱
具体的な提案書が!→エサ箱の種類、エサ箱での遊び方→どうぶつの森だと→富士通ハビタットだと→Tさんって誰→アプリ制作開始可能性について→サブスクリプションは出家→出家しなくてもよい可能性→サブスクリプションサービスの取り揃えについて→自分の音楽環境とアプリ環境→デジタル化が進んで不自由になってしまった→システム中心、ユーザー中心→デジタル技術が発展した結果、壮大な手抜きに至ってしまった→連絡の粒度をいくらでも細かく取れるのがインターネット→次回はTさん
リマスターとリミックスについて→Apple Musicのロスレス、ハイレゾ、空間オーディオについて→Dolby Atmos、立体音響とは?→ユーザーの持っている環境に最適化する=敷居を下げる→新テクノロジーを試行している間のイビツな使い方→ゲーム制作の中での音楽パートの軽視について→企業戦略の中の音響デバイスとコンテンツの2021年における関係→イビツなコンテンツ待ち→技術の面白さとコンテンツの面白さは異なるが、技術による新しい面白さの創出は確かにある→フォーマットの多様化がユーザーの足を引っ張ってはいけない→ワクワク感と面倒さのバランスが取れてほしい→ライヴコンテンツの可能性
繋がっているが故に良いこと→アプリに於ける繋がる機能とは→サブスクリプションにつないだあと購買に繋がるのか→無人島に持っていく音楽→新しい音楽の個々人にとっての意味→音楽記憶への距離→音楽記憶の格納方法→CD棚は記憶のされ方の一つなのか→ライブラリを見せる機能は記憶を見せる機能→アプリをきっかけに環境全部が良くなるのが理想→リコメンデーションと個人のコンテクスト→UIを突き詰めると自室でも全裸で歩けない
サブスクってそもそも何?→ダウンロードで買う条件→現代の所有概念の希薄化→社会主義とサブスクリプション→好きなものは手元に置いておかないとなくなっちゃう?→サブスクリプションの概念は新しくない→所有したい理由→技術とは関係ない都合→メジャーとインディの新しい境界→インディは棚に今後どう並ぶのか→本棚をWeb上に作るとしたら→網羅とは全く逆のブティックという考え方→Webのセキュリティと便利さのバランス→ネット接続前提の危うさ→大組織による文化の規定リスク→映画と音楽の違い
Podcastについて→第一次Podcastブームについて→最新のPodcastを取り囲む環境について→メディア収益構造からの内容への影響について→ゲーム実況というジャンルについて→プラットフォームの考え方の違い→動画視聴時のコメントの表示方法→先鋭化の功罪→TB-303の使われ方→平均化と規制の功罪→アプリを開発するのはiPhoneで?→iOSとAndroidの違い
名乗り→部分的に同じことを考えている人がいた!→自分たちでわっと大きくできる、できない→概念を輸入するしかない→一番手が損をする?→お金がなくて維持できないことがおおい→若い人から話を聞きたい→音楽の聞き方の変化→からのアーティストという概念の変化→現代のヒット曲が人知れずAIが作った可能性→音楽に於いて人間が欲しいもの→人間を目指すことと人間を超越すること→バグ感→新しい考え方で音を出す楽器→プレイリストは平均化?
プレイリストの限界→ジャケット以外の情報の意味→XTC, YMOのトラックをネタにした論争→日常の中の情報としての音楽と、音楽の中の情報→目に触れる音楽情報には「材料」と「結果」がある→情報感度の世代差→ダフトパンク解散について→一次情報、二次情報の区別→レーベルの根源的役割とは→コミュニティを形成する場所
テーマ曲について → いつのまにかメーカーに使われてる感 → Cover Flowの特許について → Cover Flowのクローンシステムはgithubにあるよ → 餌箱、アプリのUIについて → 扱うものと縦横への伸長 → 餌箱(物理)の漁り方について
ジングルについて → 3人の紹介 → 音楽ライブラリアプリについて遍歴 → 進化の停止 → プレイヤーソフトウェアの戦争 → 音楽マーケットの変遷 → サブスクリプションがマーケットに与える影響 → サブスクリプションの気持ち悪さ → Raspberry Pi + Volumioの音楽環境 → KORG AudioGateの話 → 欲しいのはレコード棚+餌箱 → Cover Flowの何が良いのか → ジャケットが及ぼす影響について → 現代の環境のジャケットに対する影響 → トレバーホーン秋元康説 → カルチャーとしての音楽 → 聴く作法によって作る側も変わる話 → UIが進化した今がチャンス → 音楽がエンターテインメントという大枠に飲まれている説
ご挨拶 → なぜこの番組が始まったのか → iTunes(カバーフロー)の廃止について → Appleの知財について → コーデック(AAC, MP3)について → データを買うということ → データ整理に対する不満 → サブスクリプションだけでは生きていけない → 3人が出会った夏 → さまざまな方々の参加募集 → 今の音楽環境についての不満。リッピングやジャケットについて。
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